December 17, 2005

タラフマラ山口公演レビュ(映像まわり

Written by Masaru Tabei | Review

まさるですこんにちは。
先日、YCAM(山口情報芸術センター)にて行われたパパ・タラフマラの公演『HEART of GOLD-百年の孤独』の映像関係のお手伝いをしてきました。
http://www.pappa-tara.com/pappa_hp/1/pappa.html
なので、舞台空間における映像の表現手法や使用方法を主眼にレビューを書いてみます。

映像の投影場所となるのは舞台奥に設置された巨大な壁、あと場面によっては斜幕と白幕がおり、そこに投影すると言ったカンジです。
プロジェクターは当初の予定では舞台両脇と客席奥、計3発を設置し、場面によってそれぞれのプロジェクターを使用する予定でしたが、舞台奥に設置したプロジェクター(パナソニック)が予測したよりも照射率がよかったらしく、それ一発でいくことになりました。
また、制作期間中はノートパソコンから映像を出していましたが、マシンパワーの不足よる不測の事態にそなえ、それらの映像をシーンごとにDVテープに書き出し、本番ではそれを再生するのみとしていました。
ただ、タラフマラの特色として多国籍な役者が参加しており、ポルトガル語、中国語、英語、日本語の台詞が混在するシーンでは字幕を流すのですが、その字幕はFlashを使用して役者のしゃべるペースにあわせて表示を切り替えていました。
あと、冒頭シーンではパフォーマーがテキストタイピングをするんですが、それはMacのテキストエディットを使用し、コンバーターでその映像を一度取得した後、V-4でデスクトップ上のいらない部分をワイプで消し、プロジェクションしています。
今回は映像とパフォーマによるリアルタイムな絡みはその程度でしたねぇ。
基本的にはシーンをより効果的に演出する背景的な役割だったように感じます。もちろんそれも重要なポジションですけどね。
ダンスや演技だけではどうしても表現できない説明的な部分の補足としても一役かっていたようにも思います。

数年のブランクを経て映像関係にちゃんと携わりましたが、プロジェクターの性能の向上っぷりを実感しましたねぇ。
今後は舞台関係に映像がもっと進出していく、という巷の予測にもうなずけます。
ただ、欲を言えばまだまだマシンパワーが欲しいなぁ、とも思いました。
本番での映像の出し方もそうですが、制作期間中はレンダリングの関係で演出家の要望に即対応することが難しく、大半の変更点が持ち帰り作業となっていたので。

以上でーす。
ちなみに、小生がお手伝いしたのは山口公演のみですが、とても素敵な舞台を観劇できました。
後日、映像作家さんに聞いた話では、東京、つくば公演では映像も舞台もかなりヴァージョンアップしたとのこと。
はたしてどんなものになったのか?想像するだけでもウキウキです(何

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